曲作りに際して

作詞と作曲はどちらが先?

歌詞が先なら…

作曲者は、歌詞の印象を元に曲想を整えることから始めるでしょう。

作詞者のイメージに合った楽曲が出来上がることが多いのは、「詞が先、曲が後」のパターンのほうだと思います。

曲が先なら…

作曲者は自分の思い通りに作ります。

斬新な展開やテンポ・拍子の変更もふんだんに盛り込まれるかもしれません。

文字数の制限によって作詞者は自由に書けなくなりますが、音楽的に面白い曲が出来上がるのはこちらのパターンだと思います。

ジャンルの指定はするべき?

歌い手との相性を考慮する

これは言わずもがなでしょう。ソフトな歌声なのにバリバリのロック調にしたところで合わないのはもちろんですし、シャウトが得意な歌手がしっとりとしたバラードを歌い上げるというのもまた難しいものです。歌詞の全体イメージにもよりますが、ほとんどの場合は「どんな人が歌うか」によってジャンルを決める作曲者が多いはずです。

押し出す楽器を指定する

むしろジャンルよりも、「ドラムを激しくしてほしい」「シンセ系でノリノリな感じにしてほしい」等の指定があったほうが作りやすかったりもします。

ジャンルを知ることはもちろん大切ですが、自由に作れるのがオリジナル曲の醍醐味でもあり、また一番の楽しさでもあると思います。

作曲・編曲って難しいの?

鼻歌でも「曲」になる

ざっくり言えば、音楽的な知識が無くても作曲自体は可能です。それを楽譜なりコード譜なりに仕上げる段階になると一筋縄ではいきません。

ただ、たとえ鼻歌でも、録音したものさえあれば一つの曲にすることができます。それがアレンジャーの仕事です。

打ち込みって何?

メロディ譜や元になるものがあったとしても、それが弾き語り曲でないとするなら、打ち込みやマルチレコーディングによるバックトラックの作成が必要です。

主に用いられるのがDAW(Desktop Audio Workstation)であり、マニピュレータは音を一つずつ打ち込むステップ録音、もしくは鍵盤等のMIDI機器を使ったリアルタイム録音を行っていきます。

しかし、ただ音符を並べていけば出来上がりというものではありません。それぞれの楽器については、「音の大小」「発音の長さ」「全体的な抑揚」等を、パート毎には、「パン(位相)」「バランス調整」「イコライザー」「オーディオエフェクト」等を調整していき、やっと全体像が見えてくるのです。

少ない曲でもパート数は10以上、多ければ50なんてこともあり、トータルの音数がとんでもないことになるのはお察しいただけるかと思います。こうした地道な作業の上に楽曲が完成するのです。

相場は?

基本的にデザイナーやクリエイターの報酬は、時給×作業時間で決まることが多いです。手をかければかけるほど当然時間もかかりますが、残念ながらそれを計上するわけにいかないのが実情でもあります。どうかそのような特性をご理解いただければ幸いです。

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